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2014年10月12〜13日
7回目の挑戦となった2014年のハセツネは第一関門にて終了。 2010年にゴールゲートをくぐって以来、これで4年もゴートから遠ざかってしまった。通算成績は3勝4敗。しかしながら完走した3回はというと、これらは必ずしも納得のいくレース展開だったとは言いがたい。 ここで過去7回の結果を振り返ってみる。 ①2007年 14時間01分 この年は大会数日前に友人から連絡があり、急遽参戦。9月に数回に分けてコースを走破していたので、途中で歩いたり休んだりしながらではあったが、特に大きなトラブル無く完走できた。 ②2008年 12時間11分 シーズン当初よりサブ12 を狙うという目標を掲げ、試走は7回、約4.5周を走る。もちろん周回も実施し、13時間11分を記録。 本番では、第一関門3時間30分、三頭山5時間59分、日の出山10時間30分と完璧なサブ12ペースを維持するも、金比羅尾根にてまさかのハンガーノックを起こし、目標達成を逃す。 kegさんのブログにてこのときのペース配分が「シミュレーションタイムと実践ランナーとの比較」ということで取り上げられた。 ③2009年 市道山分岐にてリタイア この年はサブ12が目標ではなく、最低限のノルマということで臨んだ。 試走回数は前年とほぼ同程度の7回、約4.5周分。周回タイムはやや遅く14時間01分。ただし三頭山までの最速タイムが5時間31分(本番2週間前の最終試走)であったため、サブ11が射程圏に入った。 ところがその直後、38度を越える高熱が出て一晩中苦しみ、翌日は病院で処方されたロキソニンの強烈な副作用で内蔵をやられてしまい、その夜は一晩中トイレと布団の往復を繰り返し。ゲッソリとやつれてしまった。 本番では今熊神社へは20分弱で到達するもその後に走る事ができなくなった。気がついたらふくらはぎに装着したC3fitのゲータがずり落ちていた。体重が落ちていたのはわかっていたが、必要な筋肉まで減少していたのか・・。 ④2010年 15時間03分 前年がある意味モチベーションと走力のピークだったためか、停滞気味のシーズンであった。それでも恒例となった周回試走でのタイムは13時間50分。 ならば12〜13時間ぐらいで完走できるかと思い、第一関門には3時間43分、三頭山には6時間38分で到着。ピークだった前年ほどではないが13時間前後で行けるだろうと確信した。 しかしながら第2関門以後に内蔵の変調をきたし、御前山避難小屋、大岳神社、第3関門それぞれでトイレに駆け込む状態。最後の金比羅尾根は走る事ができずにゆっくりと早歩きで進み2時間以上かけてようやくゴール。 9月に猛暑の中をのんびりと周回したタイムよりも大幅に遅れての完走でした。 この年の夏から長時間走ると内蔵をやられやすくなり、奥武蔵でも同様な症状でタイムが下降を始めて行きました。 ⑤2011年 第2関門でリタイア この年も気持ちや体力がさらに低下。過去3年間の恒例行事だった周回試走も行わず。まともに走れる訳が無い。 第一関門は4時間23分、この年から初めて浅間峠到着以前にヘッドランプを使用するようになった。三頭山には8時間7分、その後内蔵にダメージを受けたため鞘口峠で下りてトイレに行く。コースに戻り再スタートしたが予想外にダメージが大きく第2関門まで1時間以上かけてたどり着きリタイアを宣言。 ⑥2012年 第2関門でリタイア 試走回数は前年よりもさらに少なく、もはやタイムよりも完走目標で臨む。 しかし現実はそう甘くなく、トレイルでの長時間の行動、気温の変化に体がついていけず、前年のように三頭山過ぎに胃腸をやられ第2関門でリタイア宣言。 2年連続のリタイアだったため翌年はエントリーを見合わせる事となった。 ⑦2014年 第一関門にてリタイア 1年間のブランクを経てようやくモチベーションが復活して来た。コースに入っての試走もピークの2009年ほどではないが繰り返し実施、9月下旬には三頭山までのタイムが6時間20分以内を2回記録。 最後に完走した2010年のレベルぐらいに近づいてきたと思い、サブ13を目標とした。 だが、ふたを開けてみると入山峠までは1時間ジャストで通過したものの、その後は徐々にペースダウン。市道山分岐には1時間58分で通過したにも関わらず醍醐丸に2時間49分で到着。ここで完全にへばってしまい地面に腰を下ろしてしばし休憩。リアイアを考え始めた。スタートから序盤のペースが速かったためと思われる??まだまだスタミナが戻ってなかったのかな? 醍醐丸からは所々で立ち止まり休憩を入れながら早歩きモードになる。下りで足が踏ん張れずに、グキッとひねってしまったこともあり第一関門には4時間45分で到着。残念だがここでリタイアを宣言。 状態が上向きだった中での途中離脱は非常に残念だった。が、スタート時に少しペースが速かったぐらいでつぶれてしまうようでは長時間のトレイルでの行動に耐えうるだけのスタミナが戻ってない。 ということか。 #
by kurisuke64
| 2014-10-16 01:25
| ハセツネ
9月21日(日)
9月21日はコース前半部スタート~鞘口峠をやっつけてきました。タイムは6時間36分22秒。 ようやくまともに走れるようになりました。 実はこの区間、8月30日の試走で10時間半もかかってしまい、おまけに帰りのバスが無かったためロードを歩きました。さらに先週の13日は7時間以上かかっても数馬峠までしかたどり着けず、今年はスタート練習で散々な目に会ってます。 気温が高いとだめですね。5年前のサブ11狙ってたときも、20日過ぎてからでないとまともに走れなかったです。→調子良かった5年前のタイム 今回のタイム詳細 区間タイム(累計タイム) 武蔵五日市駅スタート 今熊神社 28分20秒 入山峠 36分20秒(1時間04分45秒) 市道山分岐 50分55秒(1時間55分40秒) 醍醐丸 31分16秒(2時間26分56秒) 浅間峠 1時間11分30秒(3時間38分27秒) 西原峠 1時間49分19秒(5時間27分46秒) 三頭山 50分03秒(6時間17分49秒) 鞘口峠 18分32秒(6時間36分22秒) <所感> ・今熊神社まではかつては25分以下で走れてたけど、今は30分以内ではしるのがやっと。 ・入山峠も理想としては1時間以内で走りたいが、今の走力じゃ無理。あわてて突っ込まない方がことにした。 ・浅間峠はこのタイムで来れたのが不思議なくらい。でもフルマラソンのタイムと同等と考えれば速すぎというわけでなない。 ・西原峠はあとの三頭山を考えればこのぐらいのペースが妥当。数馬峠までが1.5Hr、ここまでがちょっと大変。 ・三頭山の上りは無駄な力を使わなかったので良いペースで登れた。1時間以内を心がける。 ・全区間について、緩い上りはスロージョグ、急登は早歩き、平地と下りはできるだけ走る事を心がけた。 #
by kurisuke64
| 2014-09-23 08:08
| ハセツネ
朝日岳〜清水峠
所要時間0:59(コースタイム2:05) ここは今回の馬蹄形1周でハイライトの区間。紅葉に包まれた稜線沿いを進んでいきます。 朝日岳を9:28にスタート。朝日ヶ原を進みます。 その後は紅葉を楽しめる稜線に出ます。 進んでいく先には清水峠の鉄塔群が。 峠に近づいていきます。 こんな中を走っていきます。 紅葉のトンネルをくぐり抜けると・・・・・お約束の風景です。 10:27に馬蹄形の一番奥に位置する清水峠に到着です。監視小屋には、下牧PAでお会いしたランナーが先に到着してました。友人との2人組で走っておりました。 ここまで4時間弱。良いペースで進んできました。ここで10分程度の小休止を取り、先に進みます。 紅葉のトレイルはここで終了。清水峠の風景ともお別れです。また来年ここに戻ってきたいですね。 その3へ続く #
by kurisuke64
| 2013-10-21 00:08
| トレイル
アプローチ
出発は前日12日の夕方。関越に乗ってから水上ICで下りる手前の下牧ICにて6時間ぐらいの仮眠をとる。インプレッサの後部座席をフラットにできるのでこういう時は非常に便利。しっかりと睡眠を取れました。 朝5時前に起床し、トイレに行くとトレイルシューズにタイツの格好をした人を見かける。聞いてみると行き先とコースは同じとの事。この方とは後にコース上や走り終わった後もお会いする事となる。 その後はひとまずロープウェー駐車場に向かう。駐車場到着は6時前だったが、入場できる1階部分はすでに登山客の車で満車。その他の階はロープウェーの運行開始7時まで開きそうにないので、仕方なしにスタート地点である白毛門登山道の入り口付近の駐車場へ向かう。こちらの方がスタートには便利だが、水道や自販機、トイレが無いのでゴール地点となるロープウェー駐車場の方が何かと便利。 今回停めた場所には50台ちかく駐車できるが、6時すぎで既に数台しか空きがなかった。 参考までに谷川岳に行く際の現地での仮眠場所(水道、トイレ、自販機あり)としては ・水上ICで下りる手前の下牧PA ・水上IC下りてすぐの道の駅 ・土合駅(ここは駅の構内で快適に睡眠できる事で有名らしい) ・ロープウェー駐車場1階部分 があげられる。但し、シーズン中は登山道入り口周辺の駐車場は6時前後には満車になると考えられるので、仮眠するならなるべく現地に近いとこにいたほうがいいでしょう。 スタート〜白毛門 所要時間1:36(コースタイム3:30) スタート時にかなり気温が低かったので、半袖はやめてfinetrackの長袖(ドラウトセンサー)を選択。さらにアンダーにフラッドラッシュスキンメッシュを着た。寒そうなので水は1リットルのみとした。 樹林帯の急登を抜け、振り返ると眼下に湯檜曽川沿いの渓谷がいい感じで見えます。 さらに標高を上げていくと徐々に紅葉が進行していきます。 時々振り返ると登ってきた道が見えます。 そして白毛門山頂に到着。8:06です。 白毛門〜朝日岳 所要時間1:22(コースタイム2:10) 白毛門からはダイナミックな眺め 笠ヶ岳に向かう途中にはこんな感じの紅葉。 このあたりから、天気が曇り空。冷たい風も強く吹いてきて寒くなってきました。 さすがに耐えきれず、モンベルのライトシェルベストとウィンドブレーカを着込み体温の低下を防ぎました。真冬のランニング時と同じ服装です。一応、防寒のためにザックの中には、さらにダウンベスト(ユニクロ)とレインジャケット(モンベル・バーサライト)を忍ばせてます。 やはり標高も2000m近くなるとこの季節は何が起きるかわかりません。あわてずあせらず慎重にいくことにします。 笠ヶ岳山頂に到着。8:41。 冷たい強風の吹きすさぶ中、遥か彼方に今回の馬蹄形ルートで一番奥に位置する清水峠の鉄塔群が見えます。ここは前半のハイライトとなる場所です。 そして寒さに耐えながらようやく朝日岳に到着。9:28です。 この先清水峠までは紅葉のトレイルを進みます。(続く) #
by kurisuke64
| 2013-10-18 01:12
| トレイル
ハセツネ出られた方々、大変お疲れさまでした。
今年は例年になく過酷なレースだったようで、リタイヤしたり水不足で苦しんだ友人知人が数多くいたとのこと。ご苦労様でした。 当日は24時から1時の間に、五日市会館でサブ12を達成したランナーの皆さんの感極まったゴールを見届けてました。 2007年から6年続けて出場してきたレースも昨年、一昨年ともに第2関門の月夜見でリタイア。今年は春先の30K走った時点で今ひとつモチベーションが上がらなかったため、本戦のエントリーを回避。 そこからの6ヶ月間は、久々に運動会の呪縛から解き放たれた半年でした。 とはいえ、ゴールシーンの盛り上がりを見てたり、FaceBookの投稿を読んだりすると、やっぱり来年からはあの場所(スタートライン&ゴールゲート)に再び戻りたい気持ちが復活してきましたよ。 さて、当日昼間はドコにいたかというと、早朝から谷川岳の馬蹄形を10時間ちょっとかけて一周してきました。みんなが苦しんでる頃、自分もそれなりの鍛錬をしておかなければという気持ちだけはまだ忘れてませんでした。 概要 今回の馬蹄形コースは時計と逆回りルートをたどりました。このコースは2009年6月にもやっております。この記事から3部作です。 土合橋→白毛門(1720m)→笠ヶ岳(1852m)→朝日岳(1945m)→清水峠(1450m)→七つ小屋山(1674m)→蓬峠(よもぎとうげ1529m)→武能岳(1759m)→茂倉岳(1977m)→一ノ倉岳(1974m)→谷川岳(1977m)→天神尾根→田尻尾根→ロープウェー直下→土合口 コースタイムで17時間15分の所を10時間10分(短縮率約59%)でした。天神尾根の大渋滞による30分ロスを考慮すると、ハセツネ13〜15クラスのランナーは、通常であれば10時間以内で一周できます。 先は長いので、第2部に続く。 #
by kurisuke64
| 2013-10-16 10:32
| トレイル
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